タイトル「私立星の子学園天たま部」 ※私立星の子学園、天たま部。数日後に迫った学園祭に向けて、 ここ、天たま部の部室でも4人の部員たちが放課後居残りで準備をすすめていた---- 五郎丸「ボクたちはもう帰るけど、森永さんと堀江さんはどうする?」 森永「うん、 私と由衣ちゃんはまだやることがあるから、先に帰ってて。」 諏訪「わかった。お前ら帰るときはちゃんと戸締りしていけよな。じゃあな。」 森永&堀江「ばいばい〜」 (ガラガラ・・ドアを閉める音。少しの沈黙。) 森永「さてと・・・ジャマな男子達は帰ったし」 堀江「・・・え?森永先輩。まだ準備終わってないのに、なんでカーテンを閉めてるんですか?」 森永「2人きりなんだし、その『先輩』ってやめてくれない?『みっちー』でいいよ。」 堀江「すいません。」 森永「あのね。私、前から由衣ちゃんを見てて思ってたんだけど、実は、私ね・・・」 堀江「え?み、みっちー。そんな、こんなところで恥かしいですよ。」 森永「カーテンしめたから大丈夫。」 堀江「でも、そういう問題じゃないし。それに私、心の準備がまだ・・・」 //////////////// (カツ、カツ・・・足音。帰り道にて) 諏訪「最近さ、森永の堀江を見る目が何か変じゃない?なんつうか、真剣っていうかさぁ。」 五郎丸「え?やっぱり諏訪君もそう思う?  ぼく、こないだ見ちゃったんだよ。森永さんが堀江さんに抱きつくところ。」 諏訪「でも、それはふざけているだけだろ。」 五郎丸「ぼくも最初そう思ったんだけど、森永さんの表情が何か真剣だし、  それに、手つきも怪しかったっていうか・・」 諏訪「え、マジで!?たしかに堀江ってかわいいし、  その上森永は男っぽいところがあったけど〜〜・・・でもまさかね。」 五郎丸「いくらなんでもそれは考えすぎだよね。」 諏訪&五郎丸「はっはっは!」(笑い) 五郎丸「あ!部室に忘れ物してきた。すぐ戻ってくるから、ちょっと待っててくれる?」 諏訪「わかった。早くしろよ」 //////////////// 森永「ダメ。もっと顔近づけて。私の方を向いて。」 堀江「はい・・・こ、こうですか?」 森永「そんな力まないでいいよ。由衣ちゃんは、こういうの初めて?」 堀江「は、はい。ちょっと緊張します。森永さんは経験あるんですか?」 森永「フフ、まあね。最初だし、私がちゃんとしてあげるから心配しないでいいよ。  それじゃあ、いい?」 堀江「は、はい。」 (息を止める2人) 森永「どう?感想聞いても、いいかな。」 堀江「あ。・・・思ったより柔らかいんですね。それに・・・」 (ガラガラ!・・ドアを開ける音) 五郎丸「忘れものしちゃった・・って!なにやってるんですか!ふたりとも!!」 堀江「キャー!」 森永「入ってくんじゃねーよ!今取り込み中だ!」 五郎丸「ごめん!」 (ピシャ!・・ドアを閉める音) (しばらくして) 諏訪「おい、五郎丸遅いぞ。待ちくたびれて来てやったのに、  ドアの前で何やってるんだよ。かぎ、閉まってるのか?」 五郎丸「いや、それが・・・」 諏訪「なんだよ。」 (ガラガラ・・ドアを開ける) 五郎丸「あー!開けちゃダメ・・・って、あれ?」 諏訪「お!ふたりともスゲーじゃん。何だよ、その格好。」 森永「どう?我が天たま部の学園祭用コスチューム。  由衣ちゃんだったらこういうのが似合うんじゃないかなーと思って、  体のサイズとかも調べて、必死で作ったんだよ?」 五郎丸(小声)「そうか。それで最近森永さん・・・」 堀江「ほら見て!頭のこのネコミミ。すごい柔らかくてフワフワなの。」 諏訪「うん、堀江すげー似合ってる。・・・でもなー、森永のネコミミは・・」 諏訪&五郎丸「いまいちだよなー」 森永「なんだ!?お前らその言い方は。・・・ほら。お前らのネコミミもちゃんと作ってあるぞ。」 諏訪&五郎丸「え゛!?」 ※学園祭当日、部員全員がネコミミコスプレで臨んだ天たま部は、学園中の話題を独占した。  しかし、天たま部がどんな活動をしているのか。  その内容を知る者は誰一人いなかった。 (終わり) ///////////////////////////////////////////////////////// 所要時間は約4分30秒。登場人物は4人です。 登場人物の名前は適当なので、 特に森永さんがどうとかいうことは全くありません。 役名と違う名前の方が担当される時は 脚本上の名前を変えるなどしてお願いします。 森永(あだ名はみっちー。女子部員。) 堀江(由衣ちゃん。女子部員。) 諏訪(男子部員。天たま部部長) 五郎丸(男子部員。諏訪君と同学年。) 天たまネーム:まにょりん☆あいか(埼玉県坂戸市) ////////////////////////////////////////////////////