丹下・氷上の
トラブル・ギリギリ・チョコレート
1998年10月6日[#1]
今週のトラチョコ
- オープニング
- ▽1週間ぶりで初めまして!
▽やばいぞ、2人でナビゲート
- パラレルドラマ・1
- 「トラブル・ギリギリ・チョコレート」第1話
- ▽ヒナノイVSデボラ・ソフトボール対決
- 「トラブル・ギリギリ・チョコレート」第2話
- ▽ヒナノイVSデボラ・ピンポン対決
- トラチョコ探偵局
-
▽きょうちゃん、さくちゃん情報
▽さくちゃん、踊るかも??
深夜に突然始まった謎(?)の番組。パーソナリティーは「ドラゴン探偵局」の流れをくむ氷上恭子さんと丹下桜さん。
まだこの頃は2人のおしゃべりは少ししかなく、ラジオドラマ中心の番組でした。
ラジオテキスト本文
- [SS]
- トラブル・ギリギリ・チョコレート!
- ♪
- Stand by Me(丹下桜)
- 丹下▼
- みなさん、はじめまして、の方ははじめまして。どれだけいるんだろう?はじめましての方が。こんばんは、丹下桜です。そして、
- 氷上▼
- はい、こんばんは~、氷上恭子で~す。
- 丹下▼
- わ~~!恭ちゃん、1週間ぶり!
- 氷上&丹下▼
- あははは・・
- 氷上▼
- ということで、きょうから始まります。
トラブル・ギリギリ・チョコレート。
- 丹下▼
- 新番組です。
- 氷上▼
- はい。
- 氷上&丹下▼
- おめでと~~。≪パチパチパチ・・・≫
- 丹下▼
- めでたいよ~。(氷上▼またもや)この番組は30分番組なんだよね。
- 氷上▼
- はい、その中でですね、今回、夏休み中に?
えっと~、このドラマがですねえ、放送されたんですけども、
- 丹下▼
- 全4話でしたね。(氷上▼はい)あのときは。
- 氷上▼
- えと~、この10月から、なんと30分番組になりまして、(丹下▼はい)ドラマを中心にですね、みなさまにお届けすると(丹下▼そうです)いうことなんですが。
- 丹下▼
- 私たち2人がナビゲートする、と。ふふふ・・・。
- 氷上▼
- ナビゲート!やばいな、それ・・・へへへ・・。
- 丹下▼
- やばいな・・・どんどん脱線していきそうだよね。ふふ。ふふ。
- 氷上▼
- ねっ、まあいいや~。(丹下▼は~い)そんな感じでですね、あの~ドラマを含めたりですね、それから~
- 丹下▼
- 私たちの最新情報を(氷上▼情報を)ニュース。ほかでは聞きない、・・あんなことや~
- 氷上▼
- いや~ん、
- 丹下▼
- いや~ん
- 丹下▼
- こんなことや~
- 氷上&丹下▼
- きゃ~~!!
- 丹下▼
- ははは。どんなこと話すの?
- 氷上▼
- なんだかなんだ、なんだかなあ。
- 丹下▼
- こんなこと話す気はなかったんだけどなあ。ふふふ・・・。
- 氷上▼
- なかったんだけどなあ・・
- [SS]
- 丹下桜と、氷上恭子の、トラブル・ギリギリ・チョコレート!
パラレルドラマ
- [SE]
- ピピピピ・・・[電話のベル]
- さくら▼
- はい、もしもし、丹下ですけど。
- きょうこ▼
- もしもし、ヤッホー!さくちゃん?うとうとしている?
- さくら▼
- ふ~ん、その声は、きょうちゃん?
- きょうこ▼
- は~、ねむそ~だね~~。
- さくら▼
- う~~ん、今何時?
- きょうこ▼
- ん~とね、夜の2時回ったとこ。
- さくら▼
- そっか、2時か。先週は、先週まで2時まで起きてたんだけど。
- きょうこ▼
- うん。なに笑ってんの?
- さくら▼
- おやすみ。
- きょうこ▼
- ちょっと!ね、ねないでよー!ね~、さくちゃん、ねないで~~!
- さくら▼
- それじゃあ、さあ、おもしろい話して。そしたら目が覚めるかも。
- きょうこ▼
- わかった、得意!それでは、一席。フランス語の五段活用。
ボンソワ、ボンソワル、ボンソワレバ、ボンソワレル、ボンソワレ。どや!
- さくら▼
- ぐううう・・・
- きょうこ▼
- ねるな~って!さくちゃん。ねえねえ、じゃあ、あのね、いいこと教えてあげようと思って。
- さくら▼
- きょうちゃんっそれで、何の用?
- きょうこ▼
- だから~、いいこと教えてあげようと思って。
- さくら▼
- それ、食べられる?
- きょうこ▼
- ん~~、チョコだから、たぶん、ちょこっと。
- さくら▼
- ぐう・・・
- きょうこ▼
- だからねるなって!さくちゃん!
- さくら▼
- 聞いてあげるよ。
- きょうこ▼
- でもね、そのためには準備がいるの。まずね、ラジオの電源を入れる。
- さくら▼
- 電源って、どれ?
- きょうこ▼
- いや・・知らないよ。さくちゃんのラジオでしょ?
- さくら▼
- ・・・これかな?ポチッ。
- [SE]
- ピー[電子音]・・・ガ~~
- さくら▼
- ・・・あっ、エアコンがついた。
- きょうこ▼
- どこ押してるの!ラジオの電源!
- さくら▼
- それじゃ・・これ。ポチッ・・・・トイレの水が流れた。
- きょうこ▼
- どんな家や。だからラジオだってば、ラジオ!
- さくら▼
- あ、ラジオ、ラジオね。ポチッ。
- [SE]
- ピーー・・・ゴ~
- きょうこ▼
- ドライヤーの音が聞こえる・・・
- さくら▼
- ん、じゃ、これかな。ポチッ。
「トラブル・ギリギリ・チョコレート第1話」
- ♪
- ツライ98(工藤あさぎ)
- ヒナノ▼
- トラブル・ギリギリ・チョコレート
- [SE]
- ファイト~、オー![部活の練習風景]
- デボラ▼
- わたくしはデボラ。かっこ、この物語のヒロインですわ。・・・かっことじ。
ここ、マイクロ・グラインド学園でも、とくに栄光の誉れ高き女子ソフトボール部のエースをしておりますの。
- デボラ▼
- よーし、次はバッティング練習よ!
- [SE]
- カキーン!
- ヒナノ▼
- ♪ト、ト、トラブルチョコレートッ
- デボラ▼
- しっしまった、ぶつかる!
- [SE]
- ポテ
- デボラ▼
- ・・・やっちゃった・・・。
- ヒナノ▼
- いて・・・はいよ~~~!
- [SE]
- [ボールを投げる]
- デボラ▼
- ・・・んん??わ~~!!
- [SE]
- ドテッ、ガシャ~~
- ヒナノ▼
- ふふふ、命中。いこう!オカカ。
- オカカ▼
- んにゃ~~お。
- デボラ▼
- おお、お待ちなさい!
- ヒナノ▼
- なあに?ボールなら返したよ。
- デボラ▼
- ボールはもういいから・・あら、あなた、人形?
- ヒナノ▼
- ぬふふ、そうだよ。見る?
- デボラ▼
- わーー!!脱いで見せなくても結構ですわ!
・・・・あなたがうわさの、
- ヒナノ▼
- は?
- デボラ▼
- ヒナノイシフィーメルネルハイネウェイナン、通称ヒナノ。
2年すみれ組出席番号777番。
- ヒナノ▼
- よくコゾウズシで!
- デボラ▼
- それをいうなら、よくご存知で、でしょ!
- ヒナノ▼
- う~~ん、否めない。
- デボラ▼
- ききしに勝る、変な子だこと。
- ヒナノ▼
- じゅうぶんですっ!
- オカカ▼
- ンニャーオ
- ヒナノ▼
- ねえねえ、何で私のこと知ってるの?
- デボラ▼
- ふん、歩きまわる変な人形、妖精ヒナノ。
いまやこのマイクログラインド学園で、あなたのこと知らないものはいませんわ。
- ヒナノ▼
- へー。さ、いこうか、オカカ。
- オカカ▼
- んわ~お
- デボラ▼
- 聞いてるの?
- ヒナノ▼
- 充分で~す。
- デボラ▼
- はあ?・・・いかん。この子のペースに巻き込まれては。・・・ちょっと、あなた、いい肩してるわね。
- ヒナノ▼
- そおお?ふつうだよ。
- デボラ▼
- え!脱いで見せなくてもいいの!いいボールを投げるって言ってるのよ。
- ヒナノ▼
- えっへん!
- デボラ▼
- あなた、わがソフトボール部に入部していただけませんこと?
- ヒナノ▼
- いや。
- デボラ▼
- そういわずに、わたくしの話を聞きなさいよ!
- ヒナノ▼
- いや。じゃあね。
- デボラ▼
- 待ちなさい、あなた、ソフトボール部に入らないと、後悔しますわよ。ぽちっとな。
- [SE]
- [メカ音]
- オカカ▼
- フワ~~ン!!
- ヒナノ▼
- ああ、オカカ!!オカカを変な機械に張り付けたりするな!
- デボラ▼
- よろしいですこと。わたくしがこのおボタンをプッシュすれば、
この、ピッチングマッスィーン大魔人2号の超豪速球が、
あのネコのおなかに風穴を開けてしまうことになりますわよ。
- ヒナノ▼
- オカカを放せ!
- デボラ▼
- いいですわ。た・だ・し、あなたがこの入部志願書にサインをしてくれれば、ね。
- ヒナノ▼
- ブ~~!!
- デボラ▼
- な~によ、その目は。早くこの書類にサインしなさい!
- ムラカタ▼
- やめろ!あ、ひらっちょ。
- デボラ▼
- ムラカタ先輩!
- ムラカタ▼
- デボラ君、きみはいつまでそんなことをすれば、気がすむんだ。
- デボラ▼
- ああ、こないで、先輩。今日は違うの。
- ムラカタ▼
- なにが違うんだい、この間もきみはこんなことを。
- デボラ▼
- 今彼女をソフトボール部にいれないと、次の試合で勝てないの。
それに、次の試合で勝たないとソフトボール部が廃部になってしまうのです!
- ムラカタ▼
- なんだって!デボラ君。
- デボラ▼
- ムラカタ先輩!
ムラカタ&
- デボラ▼
- ひっし!!
- [SE]
- ザップ~~ン
- ムラカタ▼
- たのむ、君。ヒナノ君とやら。今すぐソフトボール部に入ってくれたまえ。
- ヒナノ▼
- や!でもオカカは返して。
- ムラカタ▼
- 君は今の話を聞いてなんとも思わなかったのか!この、ムラカタジン、心が痛いぞ。
- ヒナノ▼
- ココロ?
- ムラカタ▼
- ちっがーう!そこは頭だ。心というのはだな、まあいい。
こういうのはどうだ。ここはスポーツマンらしく、ここはスポーツで決着をつけるというのは。
- ヒナノ▼
- スポーツ?
- ムラカタ▼
- そうだ、スポーツだ。スポーツはすばらしいぞ。よし、今日はすばらしいスポーツの中から、あの伝説の競技、ボーリングで勝負だ!
- ♪
- -
- ムラカタ▼
- では第1フレーム、先攻はデボラ君から。
- デボラ▼
- いきますわよ。ファイヤーボール!!
- 解説君▼
- ここで解説しよう。
デボラは真っ赤に燃える炎をまとったボールを投げることにより、自分の投球を派手に見せているのだ!
ア~ンド、火のついたボールを投げるデボラは、熱さを我慢しているのだ!
- デボラ▼
- いっけ~~い!
- [SE]
- カキ~ン[ピンが倒れる]
- ムラカタ▼
- ストライーク!
- デボラ▼
- おっほほほほ!さ、ヒナノさん。次はあなたの番ですわよ。
- ヒナノ▼
- んむむっ、なんかおもしろそう!・・・とうっ!!
- [SE]
- ゴロゴロ・・・
- ヒナノ▼
- いった!
- ムラカタ▼
- ガーターだ。
- デボラ▼
- おっほほほ、ぶざまなものね。
- ヒナノ▼
- むむむ・・・
- 解説君▼
- 解説しよう!
またしても連続ストライクをたたき出すデボラ、連続ガーターのヒナノ。
そして、あっというまに勝負は最終フレームに突入した。
- ムラカタ▼
- 第10フレーム、泣いても笑っても、これが最後だ!
- デボラ▼
- ほーっほっほっほ!勝負はもうついていますわ。ムラカタ先輩。こんな試合、意味がありませんわ。
- ムラカタ▼
- いや、まだだ!あれを見よ!
- [SE]
- グイ~~ン、ガッシャン[メカ音]
- デボラ▼
- はっ・・金色の1番ピン?
- ムラカタ▼
- そうだ!あのゴールドピンは500点のボーナスだ!
- ヒナノ▼
- やったー、ラッキー!
- ムラカタ▼
- 要するに、あのピンを倒したものを勝者とする。
- デボラ▼
- そ、そんな。それではこれまでのゲームはいったい・・・
- ムラカタ▼
- デボラ君、君なら必ずあの1番ピンをゲットできる。そうすれば、仮にヒナノ君があの1番ピンを倒したところで君の勝ちだ!
- デボラ▼
- はっ!ムラカタ先輩!
- ムラカタ▼
- デボラ君!
- [SE]
- ザップーン!
- デボラ▼
- ひっしぃ~~~!!
- デボラ▼
- 負けられないわ、ムラカタ先輩の愛に応えるためにも!この試合だけは。いっけ~~~!サンダー・ファイアー・パワーボー~~ル!!この勝負、私がもらいましたわ!
- [SE]
- カッキ~~ン
- デボラ▼
-
や・・やったわ!
- ムラカタ▼
- ・・・ガーターだ。
- デボラ▼
- ええっ~~~~そ、そんなぁ~~!!
- 解説君▼
- 解説せねばなるまい。
デボラはあまりに力みすぎていたため、ボールは隣のレーンに飛んでいってしまったのだ!
- デボラ▼
- と、隣のレーン!!?そんなぁ・・・。
- ヒナノ▼
- きゃははっ、となりっ、となりっ
- [SE]
- バシ!
- ムラカタ▼
- 笑ってるばあいかぁ!(ヒナノ▼ほえ?)君はまだ1本もピンを倒していないじゃないが!このままでは、君の負けだ!
- ヒナノ▼
- ほえ~~!どうしよう。
- 木のレーン▼
- ど~したのさ、ヒナノお嬢。
- ヒナノ▼
- え?床がしゃべった・・・。
- 解説君▼
- 解説する。ヒナノは、樹木の精霊である。
彼女はレーン、すなわち木でできたボーリング場の床の板と話をすることができるのだ!
- デボラ▼
- なにあの子は床を見つめてぶつぶついってるのかしら。・・・ちょっと!早くお投げなさいな!
- 木のレーン▼
- さあ、お嬢、早くボールをおくんない。
- ヒナノ▼
- うん。
- [SE]
- ゴロン・・・
- デボラ▼
- なあに、あの子。ボールを床に置いたわ。やる気あるのかしら。
- 木のレーン▼
- やろうども!いくぞぉ!
- 木のレーンたち▼
- お~~。
- ムラカタ▼
- デ、デボラ君。あれを!
- デボラ▼
- そ、そんな・・、レーンの板が波打って・・・
- ムラカタ▼
- ボールを運んでいるのか?
- ヒナノ▼
- いいぞ!ゴーゴー!
- デボラ▼
- バカな!
- 木のレーン▼
- そぉれっと!おお~。
- ヒナノ▼
- やったー!
- デボラ▼
- こんなばかなことが・・・。
- ムラカタ▼
- この勝負、ヒナノ君の勝ちとする!
- ♪
- -
- ヒナノ▼
- やったー!ぶいぶいぶいぶい!!
- デボラ▼
- おのれ~~、ヒナノめ~~。この恨み、ハラサデオクベキカ~~。
- ヒナノ▼
- オカカ~、
- オカカ▼
- ウギャ~~オ
- ヒナノ▼
- よかったよかった。
- ムラカタ▼
- 青春とは、若さの燃焼であり、理由なんか、いいじゃないか!完全燃焼、熱い涙、それが青春。それが若さの特権なのだから・・・。
- ヒナノ▼
- うん、つまずく。
- デボラ▼
- つづく、でしょ!
- ヒナノ▼
- じゅうぶんです!
パラレルドラマ
- [SE]
- ピロピロ・・・[電話のベル]
- きょうこ▼
- さくちゃん、ねえどうだった?
- さくら▼
- うう~、んとね、きょうちゃん、ドライヤー消してからでもいい?
- きょうこ▼
- まだついてたの!?危ないから早く消してよ~。
- さくら▼
- うん、これを、こうして・・・。うおう。ターボがかかった。
- きょうこ▼
- どんなドライヤー使ってんの。さくちゃんってば~、もう。
- さくら▼
- まあまあ、興奮しないで。
- きょうこ▼
- あんたがさせとんや。
- さくら▼
- ね、トラブル・ギリギリ・チョコレートっていうんでしょ?このドラマのタイトル。
- きょうこ▼
- よく言えた!・・・さ、さくちゃん?ね、さくちゃん?さくちゃん、さ~く~ちゃ~ん!
- [SE]
- プープー・・[電話が切れる]
- 丹下▼
- トラブル・ギリギリ・チョコレート。
- [CM]
- =
パラレルドラマ
- [SS]
- 丹下桜と、氷上恭子の、トラブル・ギリギリ・チョコレート!
- [SE]
- ピロピロ・・・[電話]
- きょうこ▼
- あ、もしもし、さくちゃん?もうど~したの、心配したじゃない。
- さくら▼
- コーヒー飲んでた。
- きょうこ▼
- き、貴様・・・。
- さくら▼
- はっ、眠気も取れたし、やっぱりブラックがいちばん!
きょうちゃん、それでなんの話してたんだっけ?
- きょうこ▼
- な!・・トラブル・ギリギリ・チョコレートの感想!
- さくら▼
- は?
- きょうこ▼
- はって・・
- さくら▼
- でもって、後半もあるんだよね。
- きょうこ▼
- そう、そうなのよ。
- さくら▼
- うん。
- きょうこ▼
- その、問題の後半なんだけど、続けてオンエアされるわけ。
- さくら▼
- つづけて、つづけて!
トラブル・ギリギリ・チョコレート第2話
- ♪
- ツライ98(工藤あさぎ)
- ヒナノ▼
- トラブル・ギリギリ・チョコレート
- ヒナノ▼
- おばちゃん、カードチョコ!
- ばあちゃん▼
- はい、まいど。
- [SE]
- チ~ン[レジの音]
- [SE]
- ガサガサ・・・[包みを開ける]
- ナレーション▼
- 突然、本日のチョコレートを食べる音を、お知らせいたします。本日のチョコレートを食べる音は、
- [SE]
- ヒュウ~~、ヒュウン
- ナレーション▼
- となっております。
引き続き、ラジオドラマ、トラブル・ギリギリ・チョコレートをお楽しみください。
- ヒナノ▼
- ジャ~ン!な~んだ、また1点。カードの柄は・・・フムフムだぁ。
- オカカ▼
- おわぁ~ん
- ナレーション▼
- ヒナノと一緒にいるネコはオカカれす。ヒナノの友達れす。
- ヒナノ▼
- ほれ。
- [SE]
- ヒュウ~~、ヒュウン
- ナレーション▼
- ここは、クランキー堺町。
カードつきのチョコがはやるような、ごく普通の町。
そして、このクランキー堺町にある、マイクログラインド学園。職員生徒数合わせて10万人。
授業は一般教養も含め666科目。
クラブ、同好会は1600部会という、ごく普通のマンモスハイスクール。
ここが、このお話の舞台。
- ヒナノ▼
- トットットラブルチョコレートッ。・・・なんだ?これ。
- 解説君▼
- 解説しよう!ヒナノは足元にボタンが落ちているのに気がついた。ボタンといっても、洋服をとめる、あれではない。
- [SE]
- ピンポーン!
- ヒナノ▼
- おもしろーい!ふふふ、ピンポン、ピンポン、ピンポーン!
- デボラ▼
- ちょっと、そこのあなた。
- ヒナノ▼
- え、なに?
- デボラ▼
- そのボタンは、このわたくし、デボラが率いる栄光のクイズ同好会のものなの。こちらに返してくださらない?
- [SE]
-
[ピンポーン・・・!]
- ヒナノ▼
- うふっ、ピンポン、ピンポン、ピンポーン!
- デボラ▼
- がっ!とっとと返せって、いってんのよ!このバカ娘!
- [SE]
- ポカ!
- デボラ▼
- いった~、たたた!かったいわね~、あなた~。いったいなんで出来てるのぉ?
- ヒナノ▼
- 木だよ、木。
- デボラ▼
- 木って、まさか、あなた、ヒナノ?
- ヒナノ▼
- じゅうぶんで~す。
- デボラ▼
- どうして気づかなかったのかしら。
- ヒナノ▼
- ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!
- デボラ▼
- はっ!見事なまでにナァ~~イスなボタンさばき!敵ながらあっぱれだわ。
どうかしら、あなた。わがクイズ研究会で、一緒にクイズで汗を流しませんこと?ただいま、随時会員募集中よ。
入会者にはも・れ・な・く、そのボタンを差し上げますわ!
- ヒナノ▼
- これ?ほしいなぁ・・・。
- オカカ▼
- フワァァン
- ヒナノ▼
- え?あやしいからやめた方がいい?そだね。
- デボラ▼
- このドラネコ!余計なことをおいれなくてよ!ポチッとな。
- [SE]
- ガシャガシャン![メカ音]
- オカカ▼
- ンニャオオォ~~ン!!
- ヒナノ▼
- ああ~~!オカカがガラスケースの中に閉じ込められちゃった!ちょっと、オカカをはなしてぇ!
- デボラ▼
- よろしいですこと、
このわたくしが、このおボタンをプッシュすれば、ケースに特殊ガス、ヒッポリドサーフェーサX!が充満し、
ドラネコはたちまちガチガチのガレージキットになってしまいますわよ!
- ヒナノ▼
- オカカをはなせ~!
- デボラ▼
- いいですわ。た・だ・し、あなたがクイズ研究会に入ってくれればね。
- ヒナノ▼
- ブ~~~~!
- ムラカタ▼
- うおぉぉぉ~!ちょっとまったぁ~!あ、ひらっちょ。
- デボラ▼
- あ、ムラカタ先輩。
- ムラカタ▼
- デボラ君、また君はこりずにこんなことをしているのか!
- デボラ▼
- あ~~、ははは・・・こないで、先輩。今日は違うの。
- ムラカタ▼
- なにが違うんだ。先週も君はこんなことを!
- デボラ▼
- 聞いて、ムラカタ先輩。
今のクイズ研究会には彼女のような存在が必要なの。クイズ研究会は正式な部活動として認可してもらうためには、まず会員を集めなくてはならないの。
今クイズ研究会には、わたくし一人しか会員がいない・・・。
だから・・・だから・・・
- ムラカタ▼
- デボラ君・・・
- デボラ▼
- ムラカタ先輩!ひっしぃ~~
- [SE]
- ザップ~~~ン
- ムラカタ▼
- たのむ、君。ヒナノ君とやら。今すぐクイズ研究会にはいってくれたまえ。
- ヒナノ▼
- や!でもオカカはかえして。
- ムラカタ▼
- 君は今の話を聞いてなんとも思わなかったのか?この、ムラカタ・ジン、心が痛いぞ。
- ヒナノ▼
- ココロ?
- ムラカタ▼
- ちっが~~う!
そこは、お・へ・そ!心というのはだな、・・・まあいい。
ここはひとつ、クイズ研究会だけに、
- デボラ▼
- あ~~ん、クイズでいいでしょう?クイズでぇ~。
- ヒナノ▼
- ピンポーン!ピンポーン!
- ムラカタ▼
- ピンポン・・・ピンポンといえば、そうだ、これだぁ~!
今日も数あるスポーツの中から伝説の球技、卓球で勝負だ!
- ムラカタ▼
- ルールは超簡単。普通の卓球だ。先に11点先取したものの勝ちとする。
デボラ君が勝った場合は、ヒナノ君にクイズ研究会に入ってもらう。
もちろん、ヒナノ君が勝った場合はネコを解放しよう。
では、先攻はデボラ君!
- デボラ▼
- いきますわよ、ファイヤー・バード・スマァ~ッシュ!!
- 解説君▼
- 解説しよう。ファイヤー・バード・スマッシュとは、デボラのもっとも得意とする打法だ。
デボラの暑く燃える闘魂が乗り移ったボールは火の鳥の姿になり、超スピードで卓球台すれすれを這うようにして飛んでいく!
その威力はすさまじく、厚さ10ミリの鉄板をも貫通する。しかもその狙いは正確であり、卓球台の上を高速で移動する茶羽根ゴキブリをいっぺんに3匹しとめることが出来るのだ!
- デボラ▼
- いけぇ~~!
- ヒナノ▼
- ああ!!
- ムラカタ▼
- 1-0!
- デボラ▼
- ほほほほ・・・。わたくしのサーブを打ち返したものはいませんわ。
- ヒナノ▼
- ぶぅ~~。
- デボラ▼
- ほぉ~~~ほっほっほ・・あ~~はっはっは・・・。
- 解説君▼
- 解説しよう!ヒナノはデボラのサーブをまったく打ち返すことができず、
- ヒナノ▼
- んん~~、否めない。
- 解説君▼
- だから、だれと話しているんです!だれと!
- ムラカタ▼
- いきなり、サーブ交替!
- ヒナノ▼
- えぇ~、もう?
- ムラカタ▼
- しかも、10-0で、デボラ君はマッチポイント、つまり、リーチだ。
- デボラ▼
- ほ~~ほっほっほ・・。
- ヒナノ▼
- へへへ・・・、どうしよう・・・。
- ラケット▼
- なぁしたんです?ヒナノ嬢。
- 卓球台▼
- なんだ。
- ヒナノ▼
- あっ、ラケット君、それに卓球台さん。
- 解説君▼
- 解説しよう。ヒナノは樹木の精霊である。彼女は木で出来たラケットや卓球台と話すことが出来るのだ!
そして、彼らが話す言葉はラケット語と卓球台語であって、日本の方言とはなんらかかわりがないことを付け加えておこう。
- ヒナノ▼
- 実はね、みんな。かくかくしかじか・・・というわけなのよ。
- ラケット▼
- んだ、そったらことなら、オラたちにまかせておけ!
- ヒナノ▼
- ほんと?
- 卓球台▼
- お嬢は何もしなくていいんだってば!ふんとふんと。
- ヒナノ▼
- ありがとう、みんな。
- デボラ▼
- ふん、一人でなにぶつぶついってんのよ。はやいとこ勝負つけましょう。いくわよ!とどめの、サ~~~ブ!!
- ムラカタ▼
- まったぁ~~!!
- デボラ▼
- あぁ、もう、なんですの?
- ムラカタ▼
- このボールを使いたまえ、デボラ君!
- デボラ▼
- はっ、こ、これは・・・金の色のボール!
- ヒナノ▼
- キ☆タマ!キ☆タマ!
- ムラカタ▼
- ハリセンチョップ!
- [SE]
- ビシ!
- ヒナノ▼
- いてぇ!!
- ムラカタ▼
- それは、スペシャルボール。ゴールドボールだ。
ゴールドボールは通常のボールの20倍つまり、20点のボーナスだ!
- デボラ▼
- 要するに、今までのゲームはどうであれ、このボールを決めたものの勝ちなんですのね。
- ムラカタ▼
- それは違うぞ、デボラ君。
- デボラ▼
- ムラカタ先輩?
- ムラカタ▼
- これは、君の勝利をより輝かしいものにするためのボールなんだ。
考えてもみたまえ。これを決めれば、君は30-0という大差で勝利できるんだぞ。
- デボラ▼
- はっ!11点船首の試合で30点!先輩、デボラが間違っておりました!
- ムラカタ▼
- これは、いうなれば、私ムラカタが送る君への愛だ!受け取ってほしい。
- デボラ▼
- ムラカタ先輩!
- ムラカタ▼
- デボラ君!
- デボラ▼
- ルルルル~~~♪
- [SE]
- [ザップゥ~~ン]
- デボラ▼
- ぬわぁ~~!!
- 解説君▼
- 解説しよう!デボラのすさまじい執念と情熱が天変地異を起こさせたとき、軌跡のスマッシュが生まれる!
- デボラ▼
- ぬわあぁ~~フェニックス・スマッシュ!
- [SE]
- [風を切るボール]
- ヒナノ▼
- 来たよ!
- ラケット▼
- だいじょうぶだってば、ほれ。
- [SE]
- ピュ~~ン
- デボラ▼
- そ、そんな・・・。打ち返した?
フェニックス・スマッシュを?
- ムラカタ▼
- しかし、ボールはネットに一直線だ!
- 解説君▼
- 解説しよう、軌跡はさらに起きたのだ!
- 卓球台▼
- あっよいしょ。
- デボラ▼
- ネットが動いた。
- ムラカタ▼
- なんと、あのボールがど真ん中に決まった!
- デボラ▼
- んな、あほな。
- ヒナノ▼
- やったー!
- デボラ▼
- こんな、ばかなことが・・・。
- ムラカタ▼
- 見事だ。この勝負、ヒナノ君の勝ちとする!
- ヒナノ▼
- やったぁ~~!!ブイブイブイ!!オカカ~!
- オカカ▼
- ニャオォ~
- ヒナノ▼
- よかったよかった・・・
- デボラ▼
- おのれ~~、ヒナノめ~~、コノウラミ~ハ~ソ~ラ~シ~ド~レ~♪・・・
- ムラカタ▼
- 青春とは、若さの燃焼である。理由なんか、いいじゃないか。
完全燃焼、熱い涙。それが青春、それが、若さの特権なのだから・・・。
- ヒナノ▼
- トベ、コンニャク?
- デボラ▼
- なに、それ?
- ヒナノ▼
- つづくって。
- デボラ▼
- バカ!それを言うなら、To be Continueでしょ!
- ヒナノ▼
- う~~ん、否めない・・・
- ナレーション▼
- ということで、あとは大西さ~んお願いしま~す。
- ヒナノ▼
- トラブル・ギリギリ・チョコレート!
- ♪
- -
パラレルドラマ
- きょうこ▼
- はう~~ん。いい話だったね。愛と涙の感動巨泉!あぁ
- さくら▼
- きょうちゃんが泣いてどうする!
- きょうこ▼
- いやいや、まあまあ。あっごめんさくちゃん。ちょっと、携帯なんだ、これ。
へんなところで電池切れちゃうかもしれないんだけどさあ、
- さくら▼
- うん、
- [SE]
- ツーツーツー[電話が切れる]
トラチョコ探偵局
- ♪
- I'm Sorry(氷上恭子)
- 氷上▼
- さて、ここで、トラブル・ギリギリ・チョコレート探偵局。略して、トラタ~ン。
- 丹下▼
- きゃはは・・
- 氷上&丹下▼
- トラタ~ン
- 氷上▼
- トラタ~ン。近ごろの丹下桜ちゃんと、氷上恭子、自分でちゃんをつけよう。氷上恭子ちゃん、(丹下▼きょうちゃ~ん)情報、教えちゃいま~す。
- 丹下▼
- 教えよう。
- 氷上▼
- え~っと~、さくちゃんが、なんか(丹下▼はい~)ね?いま、真っ最中~。
- 丹下▼
- は~い、そうなんです!えっとですね、10月3日大阪でライブをしてきまして、あとは、ビデオとか、LDの、発売記念イベントでいろんな、全国北から南までたくさんの方、ありがとうございました~。
- 氷上▼
- うっうっうっ、おいしいもんも、食うてこいよ。
- 丹下▼
- お~!そして、11月の11日は、あの、東京の赤坂ブリッジでライブがありますので、(氷上▼≪パチパチパチ・・・≫がんばってください)がんばります。歌います、燃えます!(氷上▼燃えろ!)(氷上▼踊る?)踊る?え~~、(氷上▼ははは。半疑問)踊るかも~。(氷上▼踊るかもしれない)
- 氷上▼
- で、ですね、今週から始まったんですけど、
当然こちらでもですね、みなさまからおハガキとか頂きたいと思いますので、みなさん、書いて送ってください。
- 丹下▼
- はい。おたよりのあて先は、
郵便番号102-8080、トラブル・ギリギリ・チョコレート。
はい、こちらまで送ってください。楽しい番組の感想とか、楽しい番組の感想は・・・楽しいしかない?
- 氷上▼
- 楽しいはどっちに掛かっているかだね。はいはい。
- 丹下▼
- 番組の感想とかですね、私たちへの励ましのおたより(氷上▼励まし)1回目から励まされて、私たちも。
- 氷上▼
- 今週から始まった、トラブル・ギリギリ・チョコレートも、今日はね、時間の方がきてしまいましたが、はい、またまた、これからもがんばっていきますのでね、みなさん、よろしく!
- 丹下▼
- よろしく!ということで、お相手は、丹下桜と、
- 氷上▼
- 氷上恭子でした、また来週~~
- 氷上&丹下▼
- ばいばい~。
- [END]
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