- オープニング
- ゲスト:ヨシダタクミ(saji)登場~前半
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CMでよく曲が流れてる人
そろそろキングの悪いところが見えてくる?
三嶋さんによくいじられる
日本の作曲家21位!
実はフルバ大好き
おすすめマンガと聞かれると困るタイプ
王騎将軍以外だと誰が好きなのか
映画の主題歌担当が夢のひとつ
- 瞬間ドラマチック/saji
- ゲストトーク~後半
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ライバル大っきらい!
直前に曲出すタイプ
尋常じゃなく歌がうまい
堀江さんの作品をずっと見て育った世代
- エンディング
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天たまこっち方向でも行ける?
天たまテキスト本文
オープニング
堀江▶こんばん天~堀江由衣です。
さて!今夜の天たまは、何と、ゲストが登場します!
はい。キングレコードのレーベルメイトでもあるバンドの『saji』から、ボーカルのヨシダタクミさんが登場します~。いや、私初めましてなんですよね。ちょっとドキドキですけど。
ということで、堀江由衣の天使のたまご。今夜も?あなたのハートにエンジェルビーム!
[SS]この番組はキングレコードの提供でお送りします。
ゲスト:ヨシダタクミ(saji)
堀江▶改めましてこんばん天、堀江由衣です~。そしてゲストはこの方です!
ヨシダ▶初めましてsajiボーカル・ヨシダタクミです!よろしくお願いします~
堀江▶わ~よろしくお願いします~≪パチパチパチ・・・≫
はい。天たま的には、CMでよくsajiさんの曲が流れてるんですよ。
ヨシダ▶あ、そうなんですね。
堀江▶なので、
ヨシダ▶ありがてー!
堀江▶ご本人!って思ってるところです、私。
ヨシダ&諏訪▶はははは!
ヨシダ▶恐縮です!
堀江▶どんな方なんだろうとかって思ってたんですけど、今日やっとお会いできたという感じなんですが。
普段は3人組で(ヨシダ▶そうなんです)活動されている・・・
ヨシダ▶ウチのメンバーも(堀江▶はい)ほんとにめちゃくちゃ来たがってたんですけど、今回はわがままというか、僕一人で独占させていただいてます
堀江&諏訪▶ははは
堀江▶良かったです。今ね?スタジオに入れる人数が限られちゃうんですよ、ふふふ!
ヨシダ▶そうですね、ははは!
堀江▶そうするとどうしても、やっぱ、ヨシダさんになっちゃいますよね。
ヨシダ▶いえいえもう、ありがたい。
堀江▶いえいえ。で、今回初めましてということになりますけれども。
ヨシダ▶初めまして~
堀江▶一応なんかその、キングレコード繋がりというところがございまして。私、そのキングレコード歴は割とちょい、ちょい長めではあるんですが(▶ははは)
ヨシダ▶あははは!先輩!大先輩
堀江▶いやいやいや!そんなことないんですけど、ふふふ。
sajiさんはでも、キングレコードに入られて、
ヨシダ▶まだ1年ぐらいです。
堀江▶そうですよね。去年の、
ヨシダ▶去年の秋からなので
堀江▶秋ぐらい
ヨシダ▶まだほんとにキング1年生なんですよ。
堀江▶ほ~。
ヨシダ▶ピカピカのランドセル買ったばっかりぐらい。ちょうど進級してかな、ぐらい。
堀江▶あ~
ヨシダ▶2年目突入ぐらい。
堀江▶あ、じゃああれじゃないですか。そろそろそのキングレコードのいいところ、悪いところ
みんなで▶はははは!
ヨシダ▶いやでもね。僕の口からまだ。2年生はあんまり変なこと言えないです
みんなで▶あははは!
ヨシダ▶大体上級生になってからじゃないですかね。
堀江▶上級生になってから!
みんなで▶ははは
堀江▶やっとこう、
ヨシダ▶ウソです!ふふ。みなさんほんとに本当に良くして頂いて。素敵な環境です。
堀江▶あ、良かったです~。
でもなんかあのね、キングさんわりとこう、親しみやすい方多い感じがしますよね。
ヨシダ▶そうですね。結構、ファミリー感やっぱり強い。外から見てても印象としてはアットホームだと思ってたんですけど、入ってみるとなんか分け隔てなくみなさん接してくださいますし。
堀江▶そうですよね。なんか割とみなさんしゃべりやすくて、いいな~と私も、
ヨシダ▶スタッフのみなさん含めて仲いいですよね。
堀江▶仲いいですよね~。
ヨシダ▶あの~、タレントさんアーティストさんと、裏方の方がめっちゃフラットなんですよ。
堀江▶そうそうそう。
ヨシダ▶フランクにしゃべってるっていう、
堀江▶なんかわりと、偉い・・・たぶん偉いであろう三嶋さんとかがわりと、フランクに接してくださるから、なんか、居心地いいというか、居やすいですよね。しゃべりやすいですよね。
ヨシダ▶三嶋さん会うたびに僕のことめっちゃいじってきますから
堀江&諏訪▶あはははは!
堀江▶え、どんないじりなんですか、それ。
ヨシダ▶ちょうどたまたまキャンペーンで、キング本社っていうか、会社行った時に、angelaさんいたんですよ。
堀江▶はいはい、おお。
ヨシダ▶で、angelaさん僕の大先輩なんで。angelaさんに挨拶行ったらちょうど!三嶋さんと(堀江▶おお)。で、angelaさんは僕のことなんか知ってるんです。三嶋さんがangelaさんに、『こいつね、ちょっとだけにいい曲書くねん』
みんなで▶はっははは!
ヨシダ▶ちょっとだけがんばってます・・・
堀江▶ちょっとじゃないわー!って
ヨシダ▶いやいやいや!(▶ははは!)勉強中の身です。
堀江▶お~。でも、そうなんですね。そうか。そんな、ヨシダさんは、もちろんバンドとしてのキャリアもたくさんあるんですけど。何か、水樹奈々ちゃんとか、あと小倉唯ちゃんにも楽曲提供をされていたりとかしてるってことで。そういう繋がりもあって、たぶん三嶋さんに・・・
ヨシダ▶あ、でもそうですね。もともと、僕らが前の事務所に所属してた時に、たまたまその水樹さんの楽曲で。僕、初めての楽曲提供一作目が水樹さんの曲だったんですよ。
堀江▶あ、えーー!
ヨシダ▶やったことがなくて。
堀江▶そうなんですね!
ヨシダ▶他の方に歌ってもらう曲を書くっていう(堀江▶はいはいはい)。
堀江▶あの、ご自身のバンドの曲とたぶん、提供される曲って何かやっぱ、違うんですか?書き方作り方っていうか。
ヨシダ▶最初でも、その勝手もわからなかったんで、自分のデモ曲をそのまま聞いてもらってたんですよ。
堀江▶ああ、なるほど。
ヨシダ▶だから、僕が歌ってる仮歌そのまま渡してて(堀江▶ほうほうほう)。それをあちらの判断で、キー上げ下げでやってもらって。一回色気出して、書き下ろし用に書いてみたら、全然、滑ったんですよ。
みんなで▶はっはははは!
堀江▶なんでー!
ヨシダ▶お前はそんなんじゃない!と。お前に求めてる需要はそこじゃないみたいに滑って(堀江▶へーー!)。すいません~って言って。そこからずっとデモ、特に奈々さんはずっとお世話になってるんですけど、奈々さんにお渡しする時はもう、自分で歌うつもりで書きました!って書いて。で、自分で全部仮歌も歌ってます。
堀江▶へ~。なかなか、そういうお話を聞く機会ってないので、
ヨシダ▶ああ、そうなんですよね。
堀江▶で、そんなヨシダさんは、あれですよね。作曲家のトップ100のうちの21位(ヨシダ▶ははは!)おめでとうございます≪パチパチパチ・・・≫ふふふ
ヨシダ▶ありがとうございます、
堀江▶このランキングあるのも、私初めて知ったんですけど。
ヨシダ▶僕もそれ、人に言われて初めて。
堀江▶でもすごいですよね。だって。日本の作曲家の中の21位ってすごくないですか。
ヨシダ▶たまたまです。一瞬もう、キスマイさんの曲を書いた時だったので(堀江▶すごい)キスマイさんパワーで。
堀江▶いろんな方に楽曲提供もされてるんですね。
ヨシダ▶そうですね。有り難いことに、ちょっとずつ頑張らせていただいてます。
堀江▶お。そんな中、目の前に私、堀江由衣が
みんなで▶はっははは!
堀江▶いますけど~。
ヨシダ▶僕もうあれですよ。最初にお話しいただいた時から、ずっとスタッフに言ってますから。
堀江▶へ?
ヨシダ▶僕もうフルーツバスケット大好きで!
堀江▶あ、お好きみたいですね~。
ヨシダ▶本田透ちゃんじゃん!と。
堀江&諏訪▶はっははは!
ヨシダ▶だし、僕、スクールランブルってマンガも。アニメもあるんですけど。
堀江▶スクラン。
ヨシダ▶沢近ちゃんもそうですよね。
堀江▶よくご存知!
ヨシダ▶いやもう、大好きですから。
堀江▶えー!でも、フルバなんて特にですけど、
ヨシダ▶はい。
堀江▶いわゆる少女マンガじゃないですか。
ヨシダ▶あ、そうですね。『花とゆめ』ですね。
堀江▶あっはははは!詳しい。え、読んでらっしゃったんですか?
ヨシダ▶めちゃくちゃ読んでましたよ。
堀江▶へ~!
ヨシダ▶ウチの母が大好きなんですよ。
堀江▶は!マンガが。
ヨシダ▶もともとマンガが大好きで。で、それで家にあるマンガ僕、親が買ったやつも含めて全部読んでたんで、暇な時。
堀江▶へ~。
ヨシダ▶それでもうフルーツバスケットはリアルタイム・・・小学生ぐらいの時にハマって。まだ連載中だったので、それをずっと追いかけてて、アニメもずっと見てて(堀江▶見てて、ふふふ)岡崎さんの主題歌もちゃんと聞いて泣き。
堀江▶ふふふ!いいんですよね。あの背中のあのショットが。
ヨシダ▶あれがすごく・・・
堀江▶え~すごい≪パチパチパチ・・・≫
逆になんか最近おすすめのマンガありますか。
ヨシダ▶いやこれね、めっちゃ悩むんですよね。
堀江▶わ~でもわかる。マンガ好きの人って、聞かれると困りますよね。
ヨシダ▶悩むけど、なんだろう。こないだでもアニメ発表した『かげきしょうじょ!!』とか今好きですけどね。
堀江▶かげきしょうじょ・・
ヨシダ▶宝塚舞台にしたやつ。あとは、それこそアニメ化される『シャーマンキング』もそうだし。
堀江▶あ~。シャーマンキングそうなんですよね。再びね、アニメになるんですよね。
ヨシダ▶『キングダム』も好きですね。
堀江▶私、キングダムがすごい好きで。あの~、いっときめちゃくちゃハマったんですけど。で、今敢えて、止めてるんですけど
ヨシダ▶あ~わかる!
堀江▶わかります!?
ヨシダ▶僕もまだ途中っていうか、ちょうど読んでた時が、僕らバンドで大ブームになって。
堀江▶あ、わかります。
ヨシダ▶3~4年前ぐらいかな。スタッフもメンバーもみんなで回し読みしてました。
堀江▶まったく一緒。はい。
ヨシダ▶そう、だからまだ、どこまで出世してるか知らないんですよ。
堀江▶私も今40、たぶん何巻なんですよ。途中までで。
ヨシダ▶はいはいはい。
堀江▶え、誰が好きですか。
ヨシダ▶めっちゃ悩みますね、それね。
堀江▶困りますよね。
ヨシダ▶いや、困るんですよ。
堀江▶ん~
ヨシダ▶実写の方見てないんですけど。
堀江▶おお~
ヨシダ▶実写の方もね、まだちょっと追いかけたいなと思いつつ、まだ手出せてなくて。
堀江▶いや、実写も、なんかね、けっこうみなさん似てますよ。
ヨシダ▶あ、そうなんですね。
堀江▶なんか・・
ヨシダ▶大沢たかおさんがね、
堀江▶あ、なんかすごい良くて。
ヨシダ▶意外とはまり役で。
堀江▶はまり役なんですよ。
ヨシダ▶僕最初キャスティング聞いた時に、大沢たかおさんって、僕あの、ドラマの『仁』っていう(堀江▶あ、はいはいはい)っていう南方先生役なんで。仁がやるの!?って思ってたんですけど。
堀江▶そう、なんかスッとしたイケメンな方じゃないですか。
ヨシダ▶そうですよね。ちょっとスマートなイメージなんですけど。
堀江▶スマートな感じなんですけど、なんか、ムキムキになってらっしゃって
ヨシダ▶オカマ役っていうか、オネエな口調で。
堀江▶そうなんですよ。すごいハマってらっしゃいました。
ヨシダ▶いやでもベタに、
堀江▶王騎ですか?
ヨシダ▶王騎じゃないですかね。
堀江▶あ~。
ヨシダ▶あんま言いたくないですよね、だから。
堀江▶わかります。
ヨシダ▶ですよねって言われるから、
みんなで▶ははは!
堀江▶みんなそうですもんね。
ヨシダ▶っていう。作者が言ってますからね。ここでやっぱり、殺したくなかったって。
堀江▶あ~
ヨシダ▶けっこうそうそう。
堀江▶史実だからしょうがない。
ヨシダ▶史実に基づいてるな、わりと序盤で亡くなっちゃいますからね~
堀江▶そうなんですよね~。わりと10何巻とかですもんね。王騎将軍。そう、だから王騎将軍以外だとって話になりますよね。みんな王騎将軍好きだから、
ヨシダ▶そうなんですよね、
堀江▶それ以外だと誰ですかっていう風になっちゃいますよね。ふふ・・・
ヨシダ▶信とかじゃないですかね。
堀江▶あ~わかります。信もいいですよね。
ヨシダ▶普通に、そうなると思いますよ。
堀江▶主人公あんま好きにならないタイプなんですけど、
ヨシダ▶あ、めっちゃわかります。
堀江▶そうでも、信は好きなんですよ、なんか。わかります。私は桓騎・・・、あ、もうこの話はもう、
ヨシダ▶はっははは!
堀江▶早くね、本題に(▶ははは!)、本題に入った方がいいです・・・すいません、ふふふ。
さて、そんなsajiさんなんですけれども。
ヨシダ▶はい。
堀江▶11月25日に新曲『瞬間ドラマチック』をリリースされます~≪パチパチパチ・・・≫
ヨシダ▶ありがとうございます~。
堀江▶この曲は、この曲は11月27日公開となる長編アニメーション映画『君は彼方』の主題歌になっています。
あのヨシダさんは、映画の主題歌を担当することが夢のひとつだったというお話なんですけど。
ヨシダ▶もう、大きい夢を僕はいくつか音楽を始めた時に掲げていて。そのうちの一つがまさしくその映画の曲を書かせてもらうっていう。
堀江▶へ~。
ヨシダ▶CMとかのスポットでいわゆるあのシーンが、カットで曲が流れるってアレを、
堀江▶わかる! ふふふ、
ヨシダ▶やってみたかったんですよ。
堀江▶お~、じゃまさに今、夢かなってるところですか。
ヨシダ▶ちょうどこないだ、レコーディング中にその特報で打つ素材見せてもらって。曲がだから、カットでパッて入ってくるの、感動しましたね。
堀江▶わ~。
ヨシダ▶自分の曲とクレジット出てる!と思って。下にクレジット出るのがぼくすごい好きなんですよ
堀江&諏訪▶あははは!
ヨシダ▶CMとかでもいい曲流れたらクレジット見ちゃう、
堀江▶あ~確かに誰だろう、この曲って思いますもんね。
ヨシダ▶そうなんです。なので
堀江▶へ~。じゃちょっと今夢が1個叶ったところで。
ヨシダ▶そうなんですよね。
堀江▶あの、映像の感じと曲の感じがすごい素敵ですよね。
ヨシダ▶あ、ありがとうございます。
堀江▶ちなみにでも、この曲は、その、アニメの脚本とか読まれてとかですか?どういう風に制作されたんですか?
ヨシダ▶これもう監督とまず一番最初に(堀江▶はい)監督さんが、1回ちょっと飲みましょうって。初めましての会開くって言って催しを開いていただいて。
堀江▶はいはい。
ヨシダ▶ウチのギターとぼくでお邪魔してて。で、そこで監督の思いとかを聞いて。で、そこですごい意気投合したんですよ。
堀江▶おお~。
ヨシダ▶その翌日に改めてお礼した際に、もし、途中でもいいんで、原作。台本があればぼくも参加させてほしいって、読ませていただきたいって言って、書いてある台本を読んで。で、主人公たちの感情の変化とかを見て。あ、じゃここからもうぼくも、一人のキャストの気持ちで書き下ろしで参加しますって言って(堀江▶へ~)書きました。
堀江▶そういう時ってこう、主人公の目線なんですか?それとも誰かキャラクター。このキャラクターに感情移入するなってことなのか、それとも物語全体を俯瞰的に見ながら、
ヨシダ▶あ~なるほど。
堀江▶書いたのか・・・
ヨシダ▶僕ね、あれなんですよ。俯瞰で見たいって思いながら、マンガもそうなんですけど。結局やっぱり誰かに、没入しちゃうんです。
堀江▶あ~なるほど。
ヨシダ▶今回はでも、わりと主人公というよりもパートナーの男の子の方の目線でやっぱり見てました。
堀江▶あ、へ~!
ヨシダ▶目線がたぶん、僕も男なので、いわゆる主人公を横から見てるという、思いながらも言えないもどかしい気持ちみたいなのを抱えてるっていう物語なので。お互いが。それも含めてだから僕は男の子目線で書きましたね。
堀江▶へ~!そうなんですね。
というわけですね、そんな曲を一曲お届けしていきたいと思うんですけれども。
あ。じゃあsajiさんから曲紹介お願いいたします。sajiさん・・・ヨシダさんから、
ヨシダ▶はははは!
堀江▶曲紹介、お願いいたします!
ヨシダ▶はい。11月25日リリース。sajiニューシングル瞬間ドラマチック。
♪瞬間ドラマチック/saji
ゲスト~後半
堀江▶今夜の天たまは、ゲストにsajiのボーカル・ヨシダタクミさんを迎えてお届け中です~。引き続きお願いいたします。
ヨシダ▶お願いします。
堀江▶なんかあの、ちょっと前に発売された、このミニアルバムも、架空の短編小説集?
ヨシダ▶そうですね、『花火の詩』。
堀江▶を、これはどういう?モチーフにされてるって事ですか。
ヨシダ▶これは元々4月に出している同じコンセプトで、『ハロー、エイプリル』というアルバムで、一度その、1曲ずつ全部オムニバスのショートストーリーの小説みたいに書きますって言って(堀江▶うんうん)、それが結構自分の中で面白くて。で、今回はこの花火の詩ってアルバムタイトルなんですけど。これは夏の終わりの作品になりますっていうのだけ、ディレクターから聞いていて。
堀江▶ほうほう。
ヨシダ▶で、ぼくの中でどういう形で小説っぽいの作ろうかなと思った時に、I love you っていう、いわゆる伊坂幸太郎先生とかが書かれてる、ショートストーリーの『恋愛』っていうテーマだけ掲げて、
堀江▶あ~
ヨシダ▶いろんな先生方に、恋愛小説のショートショートみたいの書いてもらうっていうのを、集めた作品があって。それを読んだ時に、恋愛っていうか愛とか恋って言いながら全員、着眼点が違くて(堀江▶あ~)本当に、10代のティーンネイジャー向けの、ピュアなトゥルーラブもあれば、ドロドロの不倫みたいな、憎しみも混ざってるような黒いものもあったりして。あ、でもこれは結構やっぱ解釈が違うから面白いなと思いました。
堀江▶なるほど。
ヨシダ▶だからぼくも、恋っていうのだけはテーマ決めて、主人公全員替えたんですよ。
堀江▶へ~!でもそれって、難しくないんですか。例えば、やっぱりほら、実体験で書かれる方も多いじゃないですか。
ヨシダ▶多いですね。シンガーソングライターは、
堀江▶そんな中で、主人公を自分の中で作って、その気持ちになりきって書くって、なんか1個手間は手間じゃないですか。
ヨシダ▶そうですね。
堀江▶そっちの方がやりやすかったりするんですか。
ヨシダ▶僕けっこうやりやすいですね。いわゆるその、ドラマとか見てても、すぐぼく感情移入しちゃうんですよ
堀江▶あははは!
ヨシダ▶早く言えよ!みたいなもどかしい・・・
堀江▶マンガとか本とかお好きですね、ふふふ、
ヨシダ▶少女マンガって絶対鉄板で。ライバル出てくるじゃないですか。
堀江▶あ~いますいます!
ヨシダ▶だからライバル大っきらいなんですよ、僕。
堀江&諏訪▶あはははは!
ヨシダ▶ふざけるな!みたいな。大体でも最終的にはね、和解というか、
堀江&諏訪▶ふふふ
堀江▶そうですね、
ヨシダ▶みんな、大団円みたいになりますけど。でも僕けっこうやっぱドラマとか見て、あ~でもこの物語面白いなっていうので、曲を書くっていう。単発単発でけっこう、流動的にやるので。
堀江▶へ~。じゃあ、発表しないまでも、これって実は何かあるんですか?元がって言った場合にある場合もあるんですか。
ヨシダ▶けっこう多いと思います。
堀江▶へ~。面白い~。
ヨシダ▶リファレンスというか、参考にした作品はけっこう多いですね。
堀江▶へ~。あ、でもそうやってじゃあ作られることが多いってことは、こういう映画の主題歌とかも、得意というか。
ヨシダ▶得意なんですかね、ふふふ!
堀江▶やりやすい
ヨシダ▶得意というと、おこがましいですけど(堀江▶ふふふ!)
堀江▶でもやりやすくないですか?
ヨシダ▶やりやす・・・そうですね。苦手ではないです。なんか、楽しいので。
堀江▶へ~。
ヨシダ▶あんまなんか、作ってて、あーいやだー!とか煮詰まって嫌だってことはあんまりないです。
堀江▶あ。
ヨシダ▶開き直っちゃいますね。もうなるようになるしかないので
堀江▶あははは!
ヨシダ▶けっこう直前に出しますよ、だから。締め切り前日。たぶんディレクターずっとそわそわしてる中(▶あははは)
堀江▶来ないな~
ヨシダ▶基本僕は前日か当日に投げるんで。
堀江▶お。曲自体は出来てても、
ヨシダ▶出来てても、投げるの時間かける時もあります。
最終的に、この曲できたけど、もしかしたらもっといいのが出るかもしれない。
ドリカムの吉田美和さんが曲書く時って、『降りてくる』って毎回言ってて。降りてこない時は曲上がんないんですって。
堀江▶へ~
ヨシダ▶でももうそれで、だから、降りるまで待って、いい曲が浮かんでもっといいのが出たらやっぱそっちを、提出というか、聞かせるって言ってたんで。
僕もだからギリギリまで。
堀江▶一応じゃあ、できてるけど、待ってるよってことですね、ふふふ!
ヨシダ▶ま、そうですね。待ってる側はたまったもんじゃないですかね。
堀江▶確かに。
ヨシダ▶来ないかもしれないですもんね。
堀江▶でも曲づくり自体は、その、降りてくるタイプなんですか。ヨシダさんも。
ヨシダ▶あ~でもそうですね。僕、水の中で曲を書くことが多くて。
堀江▶水の中??
ヨシダ▶僕プール好きで、ジム一時期毎日通ってて。
堀江▶へ~。
ヨシダ▶プールとか温泉とかもそうですけど。だから、水の中にずっといると、なんていうんだろう。邪念が消えるんですよね。
堀江▶へ~!
ヨシダ▶いわゆるその、けっこう落ち着くっていうじゃないですか。お母さんの胎内と同じ感じなので。結構だから何も考えずに、ぼ~っとできるんで。ふんわり何か鼻歌で歌ったやつが残ってたら、それをそのまま脱衣所で(堀江▶おお)ボイスメモします。
堀江▶ふふ!でもなんか、それ急いで、水の中、プールで浮かんじゃったら、あ~~!急いっで録音しなきゃ!(ヨシダ▶ははは!)みたいになんないですか?
ヨシダ▶あ、でもたまにありますね。シャワー浴びてて、浮かんだ時に、あー!って言ってシャワーバッて出て、ボイスメモして
堀江▶裸のまま。
ヨシダ▶作家のヒャダインさんが、サウナ大好きなんですけど、ヒャダインさんもサウナにいつもボイスメモ持ち歩いてて。
堀江▶へー!
ヨシダ▶だから浮かんだらその場で歌うんです。で、後で家に帰って聞いて。まあ、たまに何だこれってなりますけど。
みんなで▶はははは!
ヨシダ▶それで聞いて曲書く・・・
堀江▶でも最近の携帯とか、防水だからよかったですよね。
ヨシダ▶確かに、
堀江▶多少濡れても、なんか、
ヨシダ▶さすがにプールとか持ってくと、いろんな意味で危ないので、持ってけないですけど。
堀江▶あの人なんでアレ持ってんのかってなりますもんね。
ヨシダ▶ちょっと怪しい人になっちゃうんで。
堀江▶へ~でも面白い!水の中で浮かぶってすごい!
ヨシダ▶けっこう昔から習慣になっちゃってますね。
堀江▶は~。
いざって時は自宅のお風呂でも、
ヨシダ▶やりますやります。お湯張って、顔まで浸かって。
堀江▶じゃ逆に作んなくていい時も、入ったら浮かんじゃう時あるんですか。
ヨシダ▶ああ、あります。それも。
ただ、やらなくていい時何もやらないんで。浮かんだものは一度『ネタ』って読んでるんですけど。ネタ帳にだけ入れといて、後で締切に追われて泣きそうになった時に、その引き出しを開ける
堀江&諏訪▶ふふふ
堀江▶なるほどいざって時の
ヨシダ▶そういやなんか入ってた気がする!みたいな
堀江▶入れた!みたいな
ヨシダ▶そうですそうです。
堀江▶へ~。面白い。
はい。さて、そろそろゲストの方とお別れの時間になってしまったわけなんですけれども。
ヨシダ▶あっという間でしたね。
堀江▶はい。最後にお知らせとメッセージをお伺いしたいんですけれども。
ヨシダ▶はい。
堀江▶あのね、私あの、この『瞬間ドラマチック』に関して話す時間がまったくなくなって、ふふふ!
ヨシダ▶いやとんでもないです。僕がもう、途中のトーク部分を、
堀江▶私がキングダムの話をしだしたから、ふふふ・・・
ヨシダ▶僕だいたいラジオにゲストでお呼ばれすると大体横道逸れるんですよ。
堀江▶私もそのタイプなんでほんとすいません。この瞬間ドラマチック、ほんとに、いい曲というか(ヨシダ▶ははは)、私、今エモい感じが大ブームなんですよ、自分の中で。
ヨシダ▶素晴らしい。
堀江▶エモさの塊というか、
ヨシダ▶エモいって言葉通じないすよね。なかなか。
堀江▶ほんとですか?
ヨシダ▶現場に行くと。若い子とか楽曲提供でディレクションする際も、ちょっと、もうちょっとエモく歌ってって言ったら、エモいって何ですかって言われて。
堀江▶え~
ヨシダ▶エモいを、ニュアンスでいつも言ってるんで。エモいとはみたいなの言葉で説明するのが意外と難しくて。
堀江▶確かに!なんか、やっと見つかった!エモいって感じですよね。
ヨシダ▶そう。思いの丈をそのまま歌ってくれればいいの、みたいな感情って
堀江▶いや本当になんかもう、エモさの塊すぎて。なんか感動というか。
あとなんか、こんなこというのもあれですけど。尋常じゃなく歌が上手いですよね(▶あははは!)。
ヨシダ▶とんでもないです。
堀江▶なんか、アーティストさんに言うことじゃないんですけど。すごい!と思いました。
ヨシダ▶ありがとうございます。
堀江▶はい。そんなちょっと私の感想を、なんか全然言えなかったので、言わせて・・・
最後にメッセージとお知らせがもしあれば、ぜひ。
ヨシダ▶はい。元々やっぱり僕あの、堀江さんの作品をずっと見て育った世代なので(堀江▶お~うれしい)。今日お会いできて光栄です。
堀江▶いや。こちらこそ。
ヨシダ▶っていうか、時間が。
僕からすると、僕側からすると、僕もたぶんファンみたいな気持ちで(堀江▶はははは!)、お話もっとしたかったなって。
堀江▶確かにあのね、フルバとかの、ふふふ!
ヨシダ▶そうですね。リスナーのみなさんが今どういう気持ちで・・・たぶん僕は、よりゲストさんの中でも、とりわけリスナーさん寄りの(堀江▶あははは!)人間なので。みなさんと一緒で、これからも寄り添って行ければなと
堀江▶あ、良かったです。
ヨシダ▶思っております。
今月、先程流していただいた、瞬間ドラマチックが25日にリリースになりまして。で、27日にこちらの主題歌となっている映画の方。『君は彼方』も公開となりますので、ぜひみなさん曲と映画の方よろしくお願いいたします。
堀江▶はい。あとね、まだ全然たぶん言えないでしょうけど、来年もなんかいろいろ活動がね、ありそうですね。
ヨシダ▶ちょっといろいろとがんばらせていただきます。
堀江▶はい。こちらも楽しみにしたいと思います。
ということでゲストはsajiのヨシダタクミさんでした。
堀江&ヨシダ▶ありがとうございました~
エンディング
堀江▶堀江由衣の天使のたまご。そろそろお別れの時間になってしまいました。
いやああのね、天たまってあんまり初めましての方、基本的に来たことない気がするんですけど。たぶんゲッターズさんの最初ぐらいだと思うんですけど。
他ね、やっぱりあの、angelaさんも、その前にお会いしたことありますし。あとね、役者さんはだいたい現場でお会いしてますしってことで。なんかどうなるんだろうと思ったんだけどめちゃめちゃ!しゃべってくださる方で、ね。楽しかったですね。なんかお話もすごいお上手だし、なんかあの、普通に!楽しくしゃべれたっていう感じで。この番組、こっちの方向でも行けるんじゃ
堀江&諏訪▶はははは!
堀江▶いや。調子に乗らないほうがいい。調子に乗らない方がいい。ヨシダさんがいい人だっただけかもしれない。調子に乗らない方がいい。
いやでも、すごくね、いろんな話聞かせていただいて。すごい楽しかったですね。はい。
番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしています。
おハガキは、郵便番号105-8002 文化放送 堀江由衣の天使のたまご
メールはすべて小文字で、tamago@joqr.net 。tamago@joqr.net 。tamagoはT、A、M、A、G、Oです。
メッセージを紹介したリスナーのみなさんには『天使の絆創膏』をプレゼントします。
そして番組のホームページはこちらです。http://king-cr.jp です。
ということでこの時間のお相手は、やっぱ、エモいっていいですよね。な、堀江由衣でした。
それじゃあ来週も?あなたのハートにエンジェルビーム!
[SS]この番組は、キングレコードの提供でお送りしました。